最新刊の正誤表
1 名前: ヒロイエ 投稿日: 2005/10/24(月) 12:36:20
誤植等があれば、こちらにどうぞ。
P254中段、 日本テレビではなくニッポン放送ですネ
P119 2段目 中の海 ではなく 中海 ですね

ぜひ、第2版をだして、その際は修正してもらいましょう。

2 名前: ナニワのダルマ 投稿日: 2005/10/24(月) 13:55:57
同盟通信者政治部記者、坂口三郎氏が二郎になっていました。

3 名前: だめだこりゃ 投稿日: 2005/10/27(木) 06:07:27
著者の藤原 肇 氏、そして 光文社 山田 順 編集長へ

期待に打ち震えながらとにかく読了したが、ざっと読んだだけでも 英語表記に誤りが多すぎる!
About Kobunsha Paperbacksの4番目に、“英語(あるいは他の外国語)混じりの「4重表記」  これまでの日本語は世界でも類を見ない「3重表記」(ひらがな、カタカナ、漢字)の言葉でした。この特性を生かして、本書は、英語(あるいは他の外国語)をそのまま取り入れた「4重表記」で書かれています。これは、いわば日本語表記の未来型です。”
と高らかにうたうのはいいんだけど、ざっと読んでこんだけ誤植、誤表記があるんだから、わざわざ4重表記になんかしなくてもいい、と思う。これが本当に日本語表記の未来型なら、藤原さんが著書の中で述べている通り、日本も日本語表記の未来も正に“地獄”だぜ。まあこれが今の日本の知的レベルの正体、浅さ、ということなんだろうけど。世界から相手にされないわけだよ。藤原先生も、セマンティックス(意味論)云々とか、世界に留学して云々、というからには、英語表記にも責任もって欲しいぜ。これじゃ、せっかくの本書も、日本の未来を担う青少年の教科書の役割も担えない。重刷がなるかどうか知らないけど、とにかく徹底的にチェックして欲しい。
(以下、ざっと読んで気が付いた箇所を記す)

P. 14 Velery →Valery (eは上に点のついた奴)
14 tax revenuer→ revenue
20 arch-type →archetype
33 war of invasion→a war of aggression / an aggressive warかな?
33 military prostitution → a military prostitute / comfort women / comfort girl(s)
34 History repeat. → History repeats itself
38 Nakasone babble →中曽根がバブバブ赤ちゃん言葉使っているじゃないでしょ!(笑)→bubble
38 business shock→recessionのほうが適切では?
62 nil adminari→admirari
73 Democratic Party in Japan → Democratic Party of Japan
89 日本語の 財政学 を意味するならaccounting→public finance。accountingは会計、会計学
135 Del Spiegel→スペイン語じゃなくてドイツ語なんだから、Der Spiegel
175 welfar→welfare
212 with or against→for or against (これは要確認)
221 weapons of mass destructions→destruction
221 Colin Powel→Powell 人名なんか最もベーシックでしょ!ジスカールデスタンもそうだけど、間違えないで下さいよ!基本ですよ、これ。
224 (下から6行目) 有名なった→有名 に なった
256 unreasoning diplomacy→unreasonable でしょ?
256 stand alone → 和製英語だからわかりやすいのはわかるが、この場合はisolationのほうがニュアンスとしてより適切では?
281 carrier-truck officials→トラックの運転手のキャリアがどうしたって?(笑)→track、の誤植だと思うけど・・・
291 Thomas B. Glaver→Glover またまた人名。
296 Katrina→Catrina これは 台風の名前。人名ではある(笑)

ざっと読んでこれだけあったから、じっくり読んだらもっとあるかもしれない。英語以外の人名なんかも注意すべき。

英語の本だったら、こんなに沢山の誤植、誤表記は有り得ないと思う。触れる読者の数が違うし。藤原氏が述べているように、日本人も舐められたもんだ。このことを自らの著作で証明してしまうとは。ことほどさように、日本は弛緩しているんだな。国内向けの読者だし、ということで。甘い。とことん甘い。意図していないものの、これはある種のdisinformationに他ならない。今の日本は正にこのような事例に満ち溢れている。間違おうとして間違っていないから、更に始末におえない。どうりで世界とインターフェースがとれないはずだ。
100年に1冊の内容だけに、実に惜しい。早く直してください。

4 名前: だめだこりゃ 投稿日: 2005/10/27(木) 06:34:48
追加

163 (一番下)節約を旨とsるキリスト教 →節約を旨とするキリスト教
ヒロイエさん
P254中段 ニッポン放送ではなくて フジテレビ では?その株の一部を保持しているのは日本放送だけど。

5 名前: 夢違観音 投稿日: 2005/10/27(木) 07:30:47
163ページ  下段に  S  が入っている。

6 名前: ヒロイエ 投稿日: 2005/10/27(木) 07:44:45

 だめだこりゃ  様 
 
 大量の指摘ありがとうございます。

 私の個人的な考えですが、この方式は藤原さんの原稿に追加したものと
 考えるので、編集の問題でしょう。

 実際ですが、前著 賢者の螺旋 では、原稿とのずれが指摘されています。
 この辺は、修正を掛けていくしかないでしょう。

 最初は、株を買い占めたのはニッポン放送だったが、本当のねらいはフジテレビというところでは
 なかったですか。

 今後とも、よろしくおねがいします。

7 名前: 夢違観音 投稿日: 2005/10/27(木) 07:54:34
5は間違いですでに4で指摘されていました。

8 名前: だめだこりゃ 投稿日: 2005/10/27(木) 14:54:52
ヒロイエさん
藤原さんの日本語原稿に英語が付け足されたのは勿論わかっているけど、
私が指摘しているのは、人名などどいった基本的な、中学生でも
調べればわかるような言葉を平気で間違ったまま載せてしまうという、
堕落、弛緩した姿勢だ。これは、日本が世界に対して閉じた世界、系で
あることの証である、ということです。うまく言えないもどかしさ
があるが、例のひとの“ワンフレーズ標語(?)”同様の、知的拙さ
の顕れである、と。うまく言えないが、現象の背後にある、より深いものを指摘したい。

9 名前: ヒロイエ 投稿日: 2005/10/27(木) 15:38:05
確かに、これだけのものがでてしまうのは、4重表記を標榜している限り、
残念なことでしょう。確か、教育の原点を考えるで、日本は誤訳文化と、
早川氏が指摘していたと記憶しています。
根本的な問題であることは間違いありません。

10 名前: だめだこりゃ 投稿日: 2005/10/27(木) 16:15:05
是非、本件については藤原さんご自身のコメントが欲しいところ。

11 名前: だめだこりゃ 投稿日: 2005/10/27(木) 16:26:34
光文社さんには声援を送りたい。だからいたずらに文句をつけてるのでは
ないのです。日本語は世界に類例の無い3重表記云々・・・世界の誰もそんな
こと気にしていないよ、どうでもいいよ、それより、英語表記をしっかり
やろうね。そういうことになってしまう。

This is 事務 Jim. He is a japanese 学制 student. He goes to school 舞日 every day.
His girlfriend is 鼻子 Hanako. Hanako is very pretty.
米人がこんな調子で日本語交じりの本を発表したら、それこそ物笑いの種で、
日本人は誰もまともに相手にしないでしょう。馬鹿だよ、ということになって。
それと同じ。ただ、それでもたかだか世界人口の2%程度の人々が馬鹿にしている
だけだから、影響はほとんど無視できるレベル。しかし日本人が英語で発表すると、
世界にその馬鹿さ加減が瞬時伝わってしまう。軽く見られる、見くびられること
くらい屈辱的なことは、(欧米では)ない。日本人は、無視されていることに
すら気が付いていない。ジャパン・ナッシング。

12 名前: 投稿日: 2005/10/28(金) 01:08:59
昔の「ドリフターズ」のコントを描いている様で、大変面白いです。!?
イカリヤさんどこいったの?
(怒りやさん何処言ったの?)

13 名前: ヒロイエ 投稿日: 2005/10/28(金) 09:29:32
だめだこりゃ さんへ
このスレッドの8以降は、重要な論点が発生していると思うので、
ここは、ただの、誤植指摘の場として、別のスレッドを
立てませんか。

14 名前: なんとかなる 投稿日: 2005/10/28(金) 14:32:04
ヒロイエさん、だめだこりゃ 改め なんとかなる です。ご指摘はその通り
だと思います(鋭い)。#12は良くわかりませんが。新刊発売のスレに移るか、新たなスレを立てましょう。
HNと言葉遣いを改め、続けたいと思います。ヒロイエさん、皆様、宜しくお願い
いたします。

15 名前: なんとかなる 投稿日: 2005/10/28(金) 14:37:16
Page 13 excusive nationalism → exclusive nationalism

16 名前: なんとかなる 投稿日: 2005/10/30(日) 23:40:15

P.160 ローゼンシャイン会長Chairman Rosenshin→Rosenshine

17 名前: なんとかなる 投稿日: 2005/10/30(日) 23:59:52
P.79 支持率support rate → approval rating
支持=support で気持ちはわかりますが。
民主主義において 政治家は自分自身あるいはその
政策や提言に関し国民=有権者や議会の 承認=approvalを得る(伺いを立てる)
ことが必要です。そこには国民や有権者、法の政治家に対する優位性が示されて
おります。supportは、そのサポートする対象に組み込まれている、一部で
ある、というニュアンスが濃厚です。サッカーのsupporterサポーターは、その支持する
チームの、(精神的・心情的・金銭的?)一部です。だからサポーターなのであり、
approverとは言いません。

18 名前: なんとかなる 投稿日: 2005/10/31(月) 00:39:10
P. 24 Chronicle of Zonbies→Chronicle of Zombies
P. 159 ナンシー・スノウ Snow Nancy →Nancy Snow

19 名前: 相良武雄 投稿日: 2005/11/01(火) 08:25:13
P130 掛合町(かけあいちょう)⇒かけやちょう

下手に振り仮名振らない方がいいかも知れません。

20 名前: 藤原肇 投稿日: 2005/11/03(木) 09:37:49
#3の「だめだこりゃ」さんが大量の誤植を指摘してくださり、これだけの仕事は私にはとても出来ないし、英語は私にとっては第三外国語なので、著者として大いに感謝したいと思います。私はヨーロッパで教育を受けているのと、アカデミックな舞台でトレーニングを受けており、外国人が俗語を使うと滑稽だと学んだので、用語が難しくなり親近感のない文章になるようです。
だから、米語の俗語は使わないようにしているので、私が最後通牒をultimatumと書いたのを編集部がfinal noteと訂正すれば、仕方ないと諦めざるを得ないわけです。また、原型はユンクの本を参照したら複数になっていたので、archestypesという書き方は奇妙だとは思ったが、そう書いたらarch-typeに訂正されており、英語に関しては編集部の決定に任せた次第です。
そんな付帯的なことは私にはどうでもいいことで、問題はメッセージにあると考えたからです。むしろ、私にとっては「同じ穴の狢」に対してlike Japanese politiciansという訳をつけ、ユーモアーを生かすように試みましたが、それらは全て削られたということであり、今回の本は三割が削られたお陰で読みやすく、そこに本がよく売れた秘訣があるようです。
ところで、「だめだこりゃ」さんは英語が得意らしく、得意になりすぎると躓きのもとであり、私が日本語を使わずに「Katrina」と書いたのをCatrinaに訂正して、しかも、(笑)という蛇足をつけていますが、これはおっしゃるとおり人名は確かだとは言え、アメリカは英語も喋る国だけあって、あのハリケーンはKatrinaだったとしたら、(笑)は(泣き笑い)にならないことを期待します。
それに懲りずにもっと誤植を発見してもらって、著者としてよりよい本にしたいと願っているので、今後ともよろしくお願い致します。

21 名前: 見学者 投稿日: 2005/11/03(木) 10:36:37
はじめまして。
英語の知識はあっても礼儀知らず。って言うのもみっともないですね。
添削のせんせいみたいな人もいらっしゃるんですね。

びっくり。

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