八切止夫作品集とサンカ

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1 名前： 一目山隋徳寺 投稿日： 2003/04/19(土) 17:01: スレッド《竹村文祥著『神話、伝説、医学用語』》のRES－3.4.
にて相良さんと君田さんが八切止夫さんやサンカについて触れら
れているのを拝見し、改めて藤原さんの読者には目配りの広い
方が揃っていると嬉しく存じました。

サンカはテーマとして奥が深く、日本の歴史と現代日本の構成を考
える上で外せないと考えますので、この機会に別スレッドを建てて
おきたいと思います。

なお、八切止夫さんの著書をデータベース化したサイトがありまし
たので、下記にてご紹介致します。

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www.rekishi.info/library/yagiri/index.html

また、
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://members.tripod.co.jp/Accord/BIGLOBE/SANKA/nip11143.htm
のハンドル名「アコード(Accord)」氏によれば、

「サンカ」資料には、大きく分けて

1)柳田国男―後藤興善―‥‥
2)鷹野弥三郎―三角寛―八切止夫―‥‥

という２系統が存在しているのではないか
ということです。　ご参考迄。

一目山隋徳寺
2 名前： 亀山信夫 投稿日： 2003/04/19(土) 17:39: 一目山隋徳寺さん、貴重なスレッドの立ち上げ、ありがとうございました。

これから皆さんの間で白熱した議論の展開になることを期待します。さて、実はサンカも含めた、日本社会を闇で支配する四大勢力について、藤原博士からが貴重な意見メールを私信でいただいています。以下の文面を読んでいただければ明らかですが、『ジャパン・レボリューション』の出版以降であれば、そのメールを何時でも公開しても良いという約束のメールでしたので、一目山隋徳寺さんの新スレッドに便乗する形で以下に公開させて頂きます。今後の叩き台にご活用願います。

ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

Subject: 表の四つの権力と裏の四つのグループの違い

　質問にあった第五の権力はあるのかという問いに対して、答えます。構造学派の一端に位置している私は、支配関係を表と裏に分けて構造化して考えており、その思想的なバックグランドは「ジャパン　レボリューション」の注を読めば分かるので、本が出るまで今しばらく待ってください。

　ただ、「平成幕末のダイアグノシス」のどこで論じたか覚えていませんが、たとえば２５２ページを見れば納得できるように、私は裏（闇）の世界に四つのグループがあると論じ、（陰謀史観を採用すればもっと増える）、当時の日本の状況ではこの四つを下敷きにすれば、犯罪行為の基盤を浮き彫りに出来ると考察しました。それに対して、表（明）の世界にはロックやモンテスキューによって考察された権力分立があり、近代政治制度としての三権分立の思想が確立しました。。そして、誰が言ったかはちょっと失念したが通俗的な形で、ジャーナリズムが第四の権力ということで定着しています。だから、副嶋さんがレジティマシイを持つこの四つの権力に対して、真のネットワークを尊重すると言ったのは尤もであり、これは政治学や社会学の正統な見解です。

　表の世界を構成する権力構造として理解すべきものには、支配体制のサブシステムとして立法、司法、行政の御三家と共に、付属する形でのジャーナリズムが存在しており、それぞれがほぼ独立した枠組みを持って機能しています。

　それに対して裏の世界はカオスの理論が支配していて、権力のサブシステムとして四つのグループを作業仮説として区分しても、実態としてそれはアモーフォスなものであり、独立した権力として考えるよりは、表の世界の権力に浸透して機能をマキシマイズすると私は見ます。

　以上です。この見解を「宇宙巡礼」でも「今日のぼやき」でも好きなように、料理したかったら批判して議論を進めていただいて結構です。ただし私は議論に参加している暇が無く残念です。

藤原肇
3 名前： 大下光一 投稿日： 2003/04/19(土) 22:26: 日本社会の権力構造を単純ですが、天皇の制度を軸にして
色分けすれば賛成が自民公明、反対が共産社民、どっちつかず
が民主その他。もっとも賛成反対といえどそのベースは明治憲法の
国体観を共有しており、みんな実体は同じでキャッチボールして
いるともいえます。このグループが選挙民の３割を組織、あとの
７割が非組織です。
３割グループをこの先幾らかき混ぜいじくって選挙しようが、
まったくなんとも変わり映えしないでしょう。徒労に終わるか、
どっかの戦争に参加して借財チャラがつまるところの落ちでしょう。
今はこの７割を味方につけるべく、五木寛之の風の王国ばりにというか、
それ以上に、天皇の回天軸を裏ー闇のグループが押し出せるかどうか。
長い長い間、抑圧にあってどうして、正統の理が生まれてこないのか。
マルクス主義、人権論、いずれも外国思想におんぶに抱っこで自前の道理
を見つけ創造できないのは妙です。奮起を望みます。
5 名前： 高麗郷太郎 投稿日： 2004/01/14(水) 09:55: 八切止夫について取り上げたＨＰがあるので紹介したい。http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www2.odn.ne.jp/~caj52560/　
そしてＨＰに次の記載がある。「明治維新史の背景には、八切・鹿島・松重でも気付いていない　もう一つ大切な事実があります。それは、昭和天皇の母の存在です。勿論、九条節子ではありません。宮中で、「さる方」と呼ばれ、１９１２年に、孫文が中華民国を建国した時に、日本で、三教会同を時の首相に開催させた人物です。名前は、朱貞明。　１８６０年生まれで、実は、明を建国した朱元璋の末裔です。http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www.ma.megafit.net/~kt145/toukou.htm」
また、サンラシノガラの資金についても書いている。http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www.ma.megafit.net/~kt145/yudaya.htm

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