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『噂の眞相』、散る
1 名前: 田代栄助 投稿日: 2004/03/11(木) 11:52
市民貴社によるネット新聞、「JANJAN」で、この度廃刊になった
『噂の眞相』について取り上げています。
さらば「噂の眞相」 2004/03/11
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www.janjan.jp/media/0403/0403101894/1.php
本多勝一も取り上げているので、関心のある方はアクセスしてみる
といいでしょう。
『噂の眞相』と言えば、今でも大事に保管している1979年の「“知
りすぎた男”森路英雄の知られざる履歴書」という題の記事が手許
にあります。数日前、東明社が静かに自社のウェブを閉鎖しました
が、その東明社からも森路の『世界政府GIIの陰謀』という本が出
ていることは皆さんも御存じと思います。ご参考までに、森路をは
じめとする『噂の眞相』の過去の記事を希望される方は、ウェブ上
でダウンロードすることも可能です(有償)。
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www.papy.co.jp/bin/i_search.cgi?word=%B1%BD%A4%CE%BF%BF%C1%EA

2 名前: 上野久隆 投稿日: 2004/03/11(木) 13:06
噂の真相の廃刊は予定通りのことですから格別どうこうでもないですが、
東明社のほうはどうなのでしょうか。たしかにホームページのほうは数日前に
見たときになくなっていたので気にかけてはいました。
何か変動があったのでしょうか。ご存知の方があればお知らせください。

3 名前: 亀山信夫 投稿日: 2004/03/12(金) 04:51
田代さん、上野さん、おはようございます。(日本時間)

『噂の眞相』の廃刊は誠に残念ですが、実はそれと関連して吉報があります。それは、同誌とも関係の深かった木村愛二さんによって、来月の1日に『噂の眞相』の後継誌とも言うべき、『真相の深層』という季刊誌が創刊のはこびとなったということです。
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/link.cgi?url=http://www.jca.apc.org/~altmedka/shoten-sinsou.html

上記URLの冒頭に以下のような注目すべき木村さん発言が書かれています。
*************************************************
■創刊の辞■
『噂の真相』創刊25周年記念04.4月号で廃刊、その亡き後を襲う当面は季刊で発行の決意。題字に敗戦直後の雑誌『真相』の襲名を披露する巻頭記事は『噂の真相』「森首相買春検挙歴」続編小泉首相ロンドン留学ゼロ単位週刊誌記事の背後に潜む既報印刷記事あり婦女暴行逮捕歴周知の唖然
*************************************************

上野さんの仰せの通り、確かに東明社のHPにアクセスできませんね。東明社のHPを造り、立ち上げたのは小生ですが、しばらくHPの更新していませんでした。吉田社長から1〜2回、来社して更新をして欲しいという依頼を受けたことがありますが、本業(翻訳)に追われていましたので結局そのままになっていまい、心残りです。昨日、数度にわたって東明社の吉田社長に電話を入れてみましたが、いずれも話し中でした。よって、現時点ではHPが閉鎖になった理由は分かりません。推測するに、対外的には東明社を畳んだことになっていますので、それと並行してプロバイダ先のASAHIネットと解約したものと推測しています。。確か吉田社長も今年は89歳になられるはずですが、これからもお元気に日々を過ごしていただきたいものです。吉田社長とは知己の間柄である知人からも、つい最近吉田社長と電話で話を交わしたというメールも昨夕入っていますので、それほど心配することはないと思います。


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

4 名前: 上野久隆 投稿日: 2004/03/12(金) 20:07
亀山様、ありがとうございます。何年か前に藤原肇さんの本をまとめ買いした折、
メモ書きが入っており、吉田の署名があったことがありました。
吉田社長の「易と漢法・経世済民の思想」も読んだことがありますが、なかでも
武市雄図馬著「易と自然科学・運命の研究」復刻のための金策話には
身につまされましたね。

5 名前: 田代栄助 投稿日: 2004/03/13(土) 05:01
『噂の眞相』に藤原博士hは寄稿されるのでしょうか。
御存じの方はお知らせください。

6 名前: 田代栄助 投稿日: 2004/03/13(土) 05:05
『噂の眞相』でなく木村氏が今度発行する『真相の深層』です。
訂正します。

7 名前: 西條謙太郎 投稿日: 2004/03/17(水) 00:16
木村氏発行の『真相の深層』創刊号には藤原さんの特別寄稿が
巻頭論文として掲載されるもようです。

ドンキホーテのように孤高に真実にチャレンジし続ける木村氏
の雑誌創刊号によせる藤原さんの援護射撃ですので、普段にも
まして歯に絹きせぬものになるのではと予想されます。

『真相の深層』は。真実の追究と世直しの志を持つ者にとって、
得がたい灯明になる予感がするとともに、木村氏の言論活動を
熱く支援する意味で、多くの方に購読をお勧めしたいと存じます。

8 名前: 藤原肇 投稿日: 2004/03/20(土) 02:18
講演を聞いて何事かを知ったつもりになったり、他の人の書いた記事を読むだけで参加したと錯覚する人が、日本には非常に多いとかねてから思っていました。そんな時にドンキホーテのような印象を持つけれど、「阿修羅」を主催して一生懸命にやっている木村さんが、権力の圧力に疲弊して「噂の真相」が休刊してしまい、暴政が罷り通る状況に陥るのを防がなければと危惧して、「真相の深層」を創刊するということを聞きました。
そこで彼が求めている年間購読者の一員になると共に、私として出来るカンパの形で本を提供しようと思い、坂口さんの名著「戦争廃絶の理論」を贈りましたが、これが年間予約者たちにプレゼントされます。また、精神的なカンパとしては巻頭論文を書き上げ、それを寄稿して連帯の意思表示にしたつもりです。自分でこんなことを言ったら笑われるでしょうが、中野正剛が書いた「戦時宰相論」の気迫に似たものが、もし感じ取られるとしたら幸甚の限りです。
発売は四月一日だそうですからご期待ください。

9 名前: 藤原肇 投稿日: 2004/03/22(月) 03:13
木村さんが「阿修羅」の主催者というのは間違いで、彼は主要な寄稿者で私は誤解していたようです。
東条英機一人を対象にした「戦時宰相論」を超えて、より広い視野で深く掘り下げたものをと考え、パースペクティブな広がりの中で事実を積み重ね、全力投球して書いたことも役に立って、私の寄稿記事は巻頭を飾ることになったそうです。

10 名前: 駿河大三郎 投稿日: 2004/03/22(月) 08:29

中野正剛「戦時宰相論」(『朝日新聞』昭和一八年一月一日 掲載)
(以下抜粋)

非常時宰相な絶対に強きを要する。されど個人の強さにな限りがある。宰相として真に強からんがためには,国民の愛国的情熱と同化し,時にこれを技舞し,時にこれに激励さるることが必要である。カイゼルは個人として俊敏であつた。されど各方面の戦況少しく悪化すると,忽ち顔色憔樺し,何時もの颯爽たる英姿は急に消え失せた。ヒンデンブルグ,ルーデンドルフは個人としては固より強かつたに相違ない。されど彼等が真に強さを発揮したのは,タンネンベルヒの陣中,戦他を煙硝の臭に浸して居た際である。全軍の総指揮権を握つた利耶,彼等は半可通の専制政治家に顛落した。独逸の全国民があれだけ愛国心に燃え,最前線の少年兵が虚空をつかんで斃れても,猶ほ巴里の方向ににじり寄らんとした光景,それが彼等の限には映らなかつたのか,彼等は国民を信頼せずして,之を拘束せんとした。彼等は生産能力に対して何等の認識なく,「補助勤務案」なるものを提出し,「満十五歳より六十歳に至る全男女に労役義務を課する」ことを強行した。これが所謂「ヒンデンプルグの絶望案」である,それは国民の自主的愛国心を蹂躙して,屈従的労務を要求するものであり,忽ち生産力を滅退して,随所に怨嗟の声を招き,遂に思想の悪化による国民的碩廃を誘致したのである。ヒンデンブルグとルーデンドルフとは,戦線の民衆即兵士と共にある時には強いが,国民感情から遊離し,国民から怨嗟せらるるに及びては,忽ら指導者としての腰抜けとなつてしまつた。あれだけの権勢を把握しながら,政治屋どもに嚇かされ,遂には政治家の真似して「名誉ある休戦」など言ひ出し,やがて左翼敗戦論者に死命を制せられたのは,軍服に似合しからぎる一大醜態である。彼等は黔首を愚劣にし,卑怯にし,遂に敗戦主義を醸成して,自らその犠牲となつたのである。

12 名前: 藤原肇 投稿日: 2004/03/22(月) 17:15
「噂の真相」を岡留君が休刊にした理由は、権力がソフトな形でメディアを弾圧するために、名誉毀損の訴訟作戦を使いまくったので、「噂の真相」だけで20近くの訴訟事件を抱え、それで彼が疲労困憊に陥っていたためであり、それは「真相の深層」の巻頭言の記事で読み取れます。
この休刊に関しての私の見解に対して副島隆彦君は、〔以下引用〕>岡留安則の「噂の真相」が、廃刊になったのは、森善朗が、××組の若いのを使って(青年右翼の振りをさせて)、血だらけにさせて、それで、「おまえらを皆殺しにしてやる」と言ったからです。
警察と、検察の監視カメラがあのまわりにはありますが、岡留たちは助けない、と言うことになっているのです。自分たちを散々、たたいたから。    木村愛二氏に、言っておいて欲しい。私、副島隆彦の言論への敬意を欠いて、勝手に泥棒したことを、副島隆彦は不愉快に思っている、と。謝罪があれば許します。
とくに、ネオコン研究あたりの剽窃は、あれはイカン(遺憾)と思います。 貴兄から伝えてください。・・・>〔私信の無断引用終わり〕と書いてきました。「噂の真相」は権力の不正を追及した点で、歴史的な役割を果たしていたとはいえ、最近は芸能界のシモネタや下品な広告に溢れ、森内閣と同じレベルに落ち込んでいたから、
われわれのスレッドの表題に相応しくないので、これを機会に「真相の深層」のスレッドを起こし、そこに議論の場を移すように提案します。駿河さん、恐縮ですが、「戦時宰相論」をそちらに再投稿してくれませんか。

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