■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

『財界にっぽん』
1 名前: 亀山信夫 投稿日: 2003/08/28(木) 12:33
『財界にっぽん』10月号が発売されましたのでお知らせ致します。(※今までは5年間続いたメーリングリスト【藤原肇】で『財界にっぽん』の発売をお知らせしていましたが、メーリングリスト【藤原肇】を今月一杯で閉鎖するのに伴い、今後は本掲示板で新しい号をお知らせしていくことに致します)
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/magazine/zaikai.html

さて、今月号の藤原博士の特別対談の相手は、台湾輸送機械有限公司・董事長である彭栄次氏です。彭氏は台湾経済の重鎮であり、李登輝総統の参謀でした。お二人の対話では21世紀における東アジアを取り上げており、テーマは「明るい未来社会の建設と経済至上主義の克服(上)」です。実際に目を通された読者の方は、何等かの感想文をアップしていただければ幸いです。宜しくお願い致します。


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

2 名前: 亀山信夫 投稿日: 2003/10/01(水) 15:28
『財界にっぽん』11月号が発売されましたのでお知らせ致します。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/magazine/zaikai.html

今月号の藤原博士の特別対談の相手は、先月号に引き続いて台湾輸送機械有限公司・董事長である彭栄次氏です。

台湾と言えば李登輝前総統を思い浮かべますが、最近の李登輝氏の行動にはどうも腑に落ちない点が多々ありましたので、、そのあたりを李登輝氏とは長年の付き合いがある藤原さんがどう思われているのか、今度の脱藩道場総会で訪ねてみるつもりでした。その矢先、藤原さんが李登輝総統について厳しく言及している下りを今月号の『財界にっぽん』で目にし、思わず襟を正したほどでした。

中でも、刮目に値すると思ったのは人材についてお二人が意見交換を行っている箇所であり、最後の彭氏の発言は胸を打ちます。

=================引用開始
われわれ老いた世代は若い人材をバックアップして、その実現に命を投げ出すべきですよ。そうじゃありませんか…。
=================引用終了


最後に、本記事に目を通された読者の方は、人材論でも台湾論でも何でも結構です、何等かの感想なり意見を本掲示板にアップしていただければ幸いです。宜しくお願い致します。


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

3 名前: 藤原肇 投稿日: 2003/10/08(水) 11:30
脱藩道場や脱藩クラブで話したことですが、発言を記録できる活字メディアを持つことは、非常に大きな力を確保したことになります。だから、金を払って購読している読者が満足するような、記事の内容と文章力を磨くことによって、公的な発言の場を確保することは非常に重要です。もし私の読者がペンネームを使って寄稿して、内容や表現力で活字にするに値する記事が届いたら、掲載することを検討して欲しいと申し入れ、「財界にっぽん」のトップに話を繋いだのですが、これまで余り成果がなかったように思われます。
「ジャパン・レボリューション」の書評の寄稿を待っていたが、誰も「図書館」の欄に記事を送ってこなかったから、紹介的な記事を載せたと岡田副主幹が言っていたし、これまで内容的に使える記事の寄稿はなく、余りお役に立てなくて残念ですとのことでした。「財界にっぽん」は財政的にも苦労が多いらしく、増ページもままならないような印象ですし、原稿料を稼ぎたいタイプの人は記事を書かないらしく、執筆人の層が薄いだけにチャンスであり、皆さんが腕を揮って何かを書いたら良いし、実力をつける上での道場になると思います。
社長は「原稿料も差し上げなくて申し訳ありませんです」と恐縮していますが、「私は売文をして生きているわけではなく、大切だと思うから記事を纏め発言しているのだし、これまで注文で書いたことなんかありません」と言って、歴史の証言として残るような記事を提供してきました。しかし、執筆者の中には宗教団体にカネを貰っているらしく、実に偏った記事を連載する男がシャーナリストを名乗り、愚劣なことを毎月書いているので不快だから、年間購読をするように勧める気にならないのは、雑誌社には申し訳ないが私の正直な気持ちです。
それでも、藤原の記事が出ている号だけ欲しいという人が結構いて、海外を含めて日本各地にいるだけでなく、わざわざ何部も買いに来る企業や個人がいると聞き、それもあって出来るだけ記事を提供しているために、これまではほぼ毎月のように対談が出ていますが、私としては未だ勉強したり調査したいことも多いので、皆さんに書く面でもっと手伝って欲しいと切望します。同じことは「LA International」誌にも言えたのですが、残念ながらこの経済誌は今年の一月に休刊になり、40年にわたる伝統の火が消えてしまいました。

5 名前: 藤原肇 投稿日: 2003/10/08(水) 12:36
「財界にっぽん」で評価できるメリットの一つは、この雑誌が国会議員達に毎月送られていることであり、結構、議員達が熱心に愛読しているらしいと言う点です。制限のない権力は狂気と結びついており、勇気を持って権力や支配者を批判する勇気は、パレーシアとして民主主義の基本行為だから、市民がパレーシアを行使しないのは奴隷の境遇だと、ギリシアの民主政治の歴史は教えています。
昔は「文芸春秋」などに私もよく寄稿しましたが、最近の文春は時の権力に丸抱えされてしまい、権力に追従する連中の同人雑誌になっており、私が寄稿する物は最初から排除される始末で、サラリーマン化した編集長が批判を自己規制するために、日本には言論の自由はもはや存在していません。「財界にっぽん」は本屋で見かけない経済誌ですが、国会議員に直接に届けられていると言う点で、面白い効果が生まれる可能性があるのです。
2001年4月号にアラビア石油の元幹部の人と、「アラビア石油破綻事件の深層」と題した対談を掲載したら、編集長経由で通産相を歴任した堀内光雄自民党総務会長から、「・・・玉著「無謀な挑戦」と「財界にっぽん」の記事も興味深く拝読させて頂きました。30数年にわたって石油関係の業務で、国際的な活躍をしてこられたご経験による、貴重なご意見をうかがうことができ大変有難く存じます。
今回、小泉改革の柱である特殊法人改革において、七法人を先行廃止・民営化することが決定し、私が三年余り調査に取り組んできて石油公団も、私の案に基づき、完全廃止することでまとまりました。・・・」というような内容の手紙が転送されて来ました。今回の彭栄次さんとの対談も画期的な内容だと、永田町ではだいぶ評判になっていると言うことで、そんなフィードバックも届いていることからして、小さなメディアでも貴重と実感した次第です。
どうか私に続いて与えられたチャンスを利用し、本当の自由は真理を語る自由を指すのだと理解して、亡国の淵に立つ日本に向けて勇気ある発言を試み、無能な小泉政権に対しての批判を展開してください。

6 名前: 亀山信夫 投稿日: 2003/11/17(月) 19:21
「アラビア石油破綻事件の深層」をアップしましたのでお知らせ致します。


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

7 名前: 亀山信夫 投稿日: 2003/11/27(木) 16:07
『財界にっぽん』1月号が発売されましたのでお知らせ致します。なを、先月まではホームページ【宇宙巡礼】に『財界にっぽん』の表紙カラー写真および目次をアップロードしてきましたが、前々から坂口義弘氏と言う創価学会の太鼓持ちの記事が気に入らなかったこともあり、今月からアップロードを取りやめました。今月号の『財界にっぽん』の場合、創価学会に巨額の広告費を貰っているために頭の上がらない大手マスコミを尻目に、堂々と創価学会追求の記事を続けている『週刊新潮』を坂口氏は取り上げています。その前は乙骨正生氏が槍玉に挙げられていたのは記憶に新しいところです。しかし、世の中には創価学会を心良く思っていない人たちが多いのであり、最近エンマの会の宍戸幸輔会長(89歳)と一年ぶりにお会いしましたが、宍戸翁の創価学会嫌いは相変わらずでした。お話を伺いながら、宍戸翁・乙骨氏・『週刊新潮』が連合すると面白いのではと内心思ったことでした。

前置きが長くなりましたが、今月号の藤原博士の対談相手は、在ロスのアプライド・アカウンタンシー社長、アーサー大本氏です。話の中心は9・11であり、大本さんの以下の発言が印象に残りました。

「先ほど藤原さんが911事件は自作自演と言ったが、それを裏付ける証拠が続ぞくと見つかっています」

また、過日の脱藩道場総会に参加された方々はピンと来ると思いますが、アフガン戦争を解くキーとなるものが顕教と密教であるというくだりは圧巻だと思います。


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

8 名前: 藤原肇 投稿日: 2003/12/04(木) 17:00
管理人の手で雑誌の記事がアップロードされたり、「財界にっぽん」などの雑誌における対談が活字になった時に、それに対しての批判や意見があることによって、私も大いに学べそうだと期待しているのですが、そのような雰囲気がこれまでないまま時間が過ぎているので、いささか落胆しているというのが正直な気分です。
管理人は記事を読む便宜を図るために、アップロードしているのではないはずであり、皆に共通の場を提供して対話を楽しんだり、時には対立して激論を戦わすことに慣れるようにと、苦労してアップロードしているのだろうと思います。それをやるのが脱藩道場の「宇宙巡礼」なら、もう少し発信のスタイルを変えるのも一策かもしれません。
それにしても、私はこう思うという意見の発表が自己主張だと考えて、最近の20年間はもっぱら対談を試みてきたのたが、私の人生行路だったという感じがします。だから、批判と反批判の交流による議論を展開して、対話を通じたコミュニケーションすることは、知的な挑戦として頭を鍛える訓練になるし、楽しい共通の場を作る営みになるのです。
だから、それがギリシアのアゴラにおける人の出会いを生み、近世から近代にかけてのヨーロッパのサロンとして、非常に豊かな文化の遺産を蓄積しました。日本人はスマートに議論をするのが苦手であり、そこに今後の発展の鍵があると考えて、このサイトの管理人は討論の場を作ったはずで、それを生かさないのは実に残念だと思います。
新年号の「財界にっぽん」で大木さんと試みた対談は、911事件がどうも米国の自作自演臭いということであり、多くの人が侃侃諤諤の議論をするのが可能ですから、賑やかな討論の展開がありそうだと思えるので、(下)では密教やネオコンについても取り上げたから、新年らしく賑やかになるようにと期待します。

9 名前: 海原波彦 投稿日: 2003/12/11(木) 21:13
デカルト空間、十字架、スワスチカ(1)

今秋の脱藩道場、および『財界にっぽん』でテーマになった、古代秘教の流れについて感じていることを述べさせていただきます。

キリスト教において十字架は、一般的にキリストの受難、磔の象徴とされていますが、密教的には別の解釈も可能と思われます。
すなわち横のラインは地上で、縦のラインは天界と地獄界。キリストはまさにハートにおいて、この二つのラインに交わったということになるのでしょう(これについては、肥田春充先生も言及していたと思います)。
この十字架をマトリックス的に見ると、いろいろと興味深い発想ができると思います。
たとえば、右側が男性(あるいは女性)性、左側を女性(あるいは男性)性と見立てることもできますし、現実界と虚の世界に見立てることもできるでしょう。
案外、秘教的な流れにおいては、十字架をこうしたマトリックス的な思考の手段に使うのが普通だったのかもしれません。
そうしてみると、デカルトは古代から存在していたこのマトリックス的な発想に、数学的な処理を持ち込み、物質的な科学の分野で応用を試みた人だったと言えるのかもしれません。

10 名前: 高麗郷太郎 投稿日: 2003/12/29(月) 13:25
「財界ニッポン」の新記事を読了。広島や長崎に投下された原爆は、古代文献を下敷きに製造したと大本社長は言っているが、自分もその通りだと思う。また、今回のイラクにおいて米軍がイラクの古代文献を盗み出したと大本社長は言っているが、大本社長の推測は当たっていると思う。イラクのクジュトラブアの丘にある約2000年前の古代パルティア遺跡から陶製の「電池」が発見された事実をここで思い出すべきだ。次に藤原博士は小泉純一郎は勝共連合の流れをくむ統一協会の人間と言っているが、同時に小泉がサンカであるのはサンカ関連の2チャンでは周知の事実だ。しかし、藤原博士の「UPI通信社も統一協会の系列」という情報を目にし、あるUPIがと絶句した。最後に記事の結論の箇所で藤原博士と大本社長はハルマゲドンが絶対無いように希望すると言っているが、残念ながらハルマゲドンはほぼ間違いなく起こる。以下の記事を参考されたし。
http://www.gyouseinews.com/foreign_prospect/dec2003/004.html

11 名前: 鎌田賢三 投稿日: 2003/12/29(月) 22:40
その雑誌は見ていないのですが、よく分かりかねますね。
<藤原博士は小泉純一郎は勝共連合の流れをくむ統一協会の人間と
言っているが、
統一協会の人間とは一体なんでしょうか。
統一協会の信者というならはっきりしてますが人間というのは
何の意味なのか。「意味論」の研究家のご発言にしては妙な
言葉遣いと思いました。
小泉氏の師である福田赳夫氏は岸氏らとともに反共勢力として
重宝したらしく、このことはよく知られたことですが、
その連想なのでは。小さな新興宗教が活路を求めて反共を旗印
にして接近、人脈金脈を掘り当てての後の逆宣伝にひっかけられた
のでは。第一、統一協会はその教義からして、教祖だけがいい思い
のできる半島版立川流ですが、とても小泉氏などには合わないもので、
巷間サドとかDVとかの話があり、これならその風貌、口調、体格
などでも十分推察できますが、もてない男女の集団のような
あの種の教団に入る理由がないでしょう。
小泉氏にとってのメリットが見えないです、とてもまともな話とは
思えません。仮にもう頭の取られた信者であるとしたら大変な話で
すが、自民党の政治家にそれら「敬虔な信者」が果たしているでしょうか。
またサンカー2チャン説は、このサイト特有の与太話でしょう。
第一、農家の手間などで乏しい生業を立てていたのが、農業の様変わりで
もうできないはずで、元サンカはいても、現役サンカはありえないことです。
<小泉がサンカであるのは云々
これは、意味を成さないのではないか。
仮にサンカ勢力があるとして、彼らにこの国を支配する大義があるのか。
なければ単なる寄生虫で問題にするほどでもないでしょう。
あいつはサンカだ、なになにだと後ろ指さすのは、かつてサンカが農家の
庭先で乏しい生業を得ていた、その姿を指して笑っていた人たちがあり、
その名残なのでしょう。半島系の人たちも貧しい生業が多く、そのため
馬鹿にされていたこととおなじです。
その父の職業から田中角栄もサンカ説を週刊誌が流したことがあります。
もう30年も前のことですが、小泉氏の祖父が刺青、とび職ということ
から誰かが言い出したことでしょう。
その人の出自で攻撃するというのは、もっとも初歩的な陰謀であります。
その風潮のゆえでしょう。吉田茂なども名門に擬せられていますが、
母親は九州の花柳界出身だと伝記作者の証言もあります。
日本人のこうした名門ー卑賤意識がどれだけ歴史と現実を翻弄してきたか、
よく知るべきであります。

12 名前: 亀山信夫 投稿日: 2003/12/30(火) 07:23
高麗郷さんが一読されたというロサンジェルスの大本社長と藤原博士の対談記事「アメリカのイラク占領と不吉な黙示録信奉の影(下)」が載った『財界にっぽん』2月号は、今月の25日に発売されたばかりです。よって、少なくとも『財界にっぽん』2月号が店頭に並んでいる間は、財界にっぽん社への礼儀上、ホームページ【宇宙巡礼】へのアップロードはありません。尤も、博士の絶版本や雑誌に掲載された記事の電子化は少人数のメンバーで行っていますので、どっちみち同記事のアップロードは2月以降になりそうです。以上、ご理解のほどお願い申し上げます。

なお、元旦に『無謀な挑戦』の未アップ分を一気にアップロードする予定ですので、比較的のんびりできる正月に一読いただき、感想を掲示板に投稿していただければ幸いです。
・第5章 文明の変革期
・エピローグ 文明からの破産宣告
・〈付〉国会で追及されたドームゲート事件

順調に電子化作業が進んだ場合、1月中にアップロードできると思われるのは以下の通りです。(アップロード順)

・ヒポクラテスの故郷と西洋医学の源流を訪ねて
・明るい未来社会の建設と経済至上主義の克服(上)
・明るい未来社会の建設と経済至上主義の克服(下)
・落合信彦 オイルマン伝説の終焉


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

13 名前: 藤原肇 投稿日: 2003/12/30(火) 17:32
今日、「財界にっぽん」二月号が届きました。亀山さんがレスの#12で述べているように、雑誌の発売中は礼儀としてアップロードしないので、記事を未だ読んでいない人も多いことでしょうが、高麗さんや亀山さんのように読了していて、オンタイムで議論に参加する人もいるのです。表のレスで読めないために裏側で読まねばならないが、このスレッドの裏の#12で論じたように、「財界にっぽん」の社長や副主幹は私に敬意を抱くし、拙稿が出ている号だけ欲しいと言う読者も多いので、メディアの確保は貴重だと考えている私は、これまで記事を無償で提供し続けてきました。「間脳幻想」の中で藤井先生と議論した時に、ソフトの領域を最も有効に活用しているのは、神官や宗教家だと発言したと記憶しています。
だから、そのノウハウを宗教は人材面で活用しており、統一教会は外国で教育と訓練を受けた人材を選び、自民党議員の秘書として数百人送り込み、政界を間接支配する戦術を取っています。また、創価学会は外交官や検事として会員を育成し、官界を内部から抑える作戦を使うことで、権力に影響力を及ぼす工作をしているのは、日本における「トロイの木馬」作戦の好例です。二月号の32頁の2段目の私の発言として、「自民党を応援して平和国家を作ろうという創価学会は、世界を動かそうと狙う統一教会に較べたら、せいぜい日系人の枠の周辺で活動するだけです。それは文鮮明と池田大作という宗教家が、人間としてどう生きるのかという差に由来しているのであり、共に宗教をタネに権力欲を満たそうとしているとはいえ・・・」という記事を読むでしょう。
しかし、対談の仕上げ原稿にあった私の発言は、「自民党を操って国立戒壇を作ろうという創価学会は、世界を動かそうと狙う統一教会に較べたら、全くローカルで利己的な集団に過ぎず、せいぜい日系人の枠の周辺で活動するだけです。それは文鮮明と池田大作という宗教家が、人間として持つ器の大きさの差にゆらいしているのであり」と来て、更に「勝共連合として岸信介や笹川良一を取り込み、未だに自民党議員の秘書として教会員を何百人も送り込んで、日本政府を操る威力が統一教会の誇りでしょう」という発言を歪曲したものです。こんな卑劣で幼稚な歪曲の手口を見破って、かっての「創価学会を斬る」で起こした出版妨害と同類だが、よりソフトな言論弾圧をしていると見破るのも、インテリジェンスの一種であると言えそうです。
だから、新聞や雑誌だけでなくテレビや芸能界さえも、札束の威力を使う新興宗教に狙われて、御用学者や売文評論家を使うことにより、宣伝と洗脳の場になっている事実に関しては、「潮」や「PHP」を通じて良く知られています。編集部だけでなく印刷工場の中にまで潜り込み、歪曲や捏造に従事する手の者がいるので、日本のメディアは言論の自由さえも失い、ディスインフォメーションが横行していますが、「財界にっぽん」の編集部の中にも学会員が一匹潜み、幼稚で浅ましいことを試みた一例がこれです。かつて田中健五が編集長だった時代に、「文芸春秋」で政治的な発言や記事において、似たような卑劣な行為を体験させられたので、30年前に絶交したとどこかのスレッドに書きましたが、今の日本ではこういう破廉恥行為が野放しです。
「財界にっぽん」の社長や幹部が幾ら善良であっても、内部から卑劣な工作をする手の者がワルサを行い、国立戒壇を平和国家と書き換えることで、悪行を善行のごとく誤魔化そうとする意図は、政教分離の憲法精神の違反そのものであり、それは自衛隊の海外派兵の愚行と共に、カルト集団が政治を支配する現代悲劇の象徴です。その意味で「アメリカのイラク占領と不吉な黙示録信奉の影」を読む時に、くれぐれも行間を読み眼光紙背に徹する形で、用心して読み大いなる討論を期待する次第です。2004年は余り良い年になりそうもなく、くれぐれもご用心を心して正月をお迎えください。

14 名前: 野田隼人 投稿日: 2003/12/31(水) 08:11
『財界にっぽん』の最新号に載った藤原博士と大本社長の対談を拝読しました。今月号の『財界にっぽん』の記事そのものについての愚見は、ホームページ【宇宙巡礼】に同記事がアップロードされた2月以降に改めて述べさせていただくとして、記事に関連した項目、すなわち既にインターネットで公開されている項目について愚見を述べさせていただきます。


■古代文献による原爆製造説
最初に、大本社長および高麗さんが仰せの「原爆は古代文献を基にして作られた」というご意見については、あまりにも突飛な説であり、にわかには同意しかねないものがあります。ただ、クスコの遺跡、エジプトのピラミッドなど、現代技術を以てしても同等の物を建造するのは困難であるのも確かであることから、古代文献による原爆製造説を荒唐無稽と頭から否定することもできません。思うに、現代人にはとても及ばない叡智を古代人は持ち合わせていたのではないでしょうか。たとえば、藤原博士が推薦されている『ダヴィンチの黄金のピラミッド』(首藤尚文著 TAS出版)に目を通していただければ一目瞭然ですが、ピラミッドを建造した古代エジプト人は既に黄金比や多面体等の意味するものを直感的に知っていたのですし、そこに自然を対象にした観察眼に関しては古代の人たちの方が現代人よりも数段上だったことが分かります。それ以外にも、『易経』や『道徳経』に目を通せば、古代人の優れた自然観察眼に至る箇所で接することができます。ご参考までに、私は某コンサルティング会社に寄稿している「〜のすすめ」シリーズの先月号の「中国古典のすすめ」で以下のように述べています。

**********************************************
それにしても、実にさまざまな『道徳経』の読み方があるものである。道教の聖典として読む識者がいるかと思うと、孫子やマキャベリなどを遙かに凌ぐ世界一の戦略書こそ『道徳経』に他ならないと語る識者もいる。現代科学の最先端をいく量子力学の発見が既に数千年前の『道徳経』の中に書かれていると主張する識者がいるかと思えば、仙人と錬金術を結びつけて『道徳経』を語る識者がいるという塩梅である。これからも、道草を食いながら五千文字の世界を彷徨うことにしよう。
**********************************************

ここで、一歩譲って古代文献による原爆製造説が正しいとすれば、「アポロの月着陸は嘘である」という国際政治・経済評論家の副島隆彦氏の説は間違っているということになります。何故なら、マンハッタン計画同様に、アポロ計画においてもアメリカが古代文献を基にしていたとすれば、アポロ計画は何等問題なく成功するはずだからです。


■統一協会、創価学会、サンカ
『財界にっぽん』に掲載された過去2年間ほどの藤原博士の記事に目を通してきた藤原ブッククラスターであれば、創価学会は「ローカルで利己的な」集団に過ぎず、自民党員に秘書を送り込んだ統一協会は「世界を動かそうと狙っている」組織であるという事実は、今更説明することでもないと思います。また、サンカが日本を動かしてきた集団の一つであることは、『朝日と読売の火ダルマ時代』および『夜明け前の朝日』に目を通している藤原ブッククラスターにとって周知の事実です。

某コンサルティング会社に寄稿している「〜のすすめ」シリーズの今月号「国際政治のすすめ」で、私は「アングロ・ユダヤ連合」について差し支えのない範囲で愚見を述べました。前述の大本社長が“本当のことを言うとか書くのも禁止されていて、「焚書坑儒」ではないが真相に触れたら大変であり、真実を語るものは抹殺されている”と記事の中で述べているように、「アングロ・ユダヤ連合」については大っぴらに筆を進めることが出来ない分野の一つです。裏世界に首を突っ込み、幾度か危険な目にあっている知人が居るだけに、尚更慎重にならざるを得ません。サンカなどの世界を公の場で発言する場合は、五木寛之の『風の王国』程度に抑えた方が良いと思います。

藤原博士が「2004年は余り良い年になりそうもない」と述べておられますが、来年が良い年にならないのも我々の責任なのかもしれません。ホームページ【株式日記と経済展望】の作者も、「口先男(小泉)に騙される女(国民)は馬鹿なのか?」と嘆いています。小泉がこのままブッシュに尻尾を振り続ければ、ハルマゲドンは避けられないものとなるのではありませんか?
http://1234tora.fc2web.com/nhkd.htm

15 名前: 鎌田賢三 投稿日: 2003/12/31(水) 11:18
当ホームページを拝見すると皆さん、魔にこだわりすぎです。
煎じ詰めれば、生めよ増やせよの神様に対抗して間引きの策を
やっているのが今の魔の姿でしょう。もうみんなに食わすものが
ないから地球人口を10分の1だか、いくつかにしようという
だけでしょう。だから、コレこそがハルマゲドンですが
ハルマゲドンは易で言えば艮の象です。
艮を克服しようとしたら土を剋する木を立てればいいだけです。
聖書も新天新地という木を立てよと、2000年前から答えを
教えてくれてます。聖書だけでなく、仏典しかり、易経道教しかり、
日本もまた。
半島系の人が俺こそ「木」だと称しているのは
本物の「木」をそちらで立てよと、総身で表しているんです。
そういう風に見なければならない。
本物の「木」が立たないから、この列島に有象無象がうごめいて
「魔的に」恋い慕っているんです。永田町にうろうろする輩も同じ。
それを馬鹿正直にけしからんと言っても、向こうは魔の文法通りに
やっているだけなので、しょうないことです。
影を乞うのが魔、生物は皆光りを乞うものと相場がきまっています。
だから、魔の姿をを明らかにしようなどという了見は考え物です。
それより、魔が恋い慕うところのものを表すほうが得策と思われます。

16 名前: 藤原肇 投稿日: 2004/01/29(木) 17:01
ここに個人的なことを書くのはルール違反で恐縮ですが、上記#13を書いて数日後に血圧が200を越え、医者から安静のためコンピュータを控えるよう言われ、3週間あまり養生のため静養していた間に、落合信彦の記事で亀山さんに迷惑をかけて恐縮です。その件に関しては該当スレッドに書きますが、思いもかけない血圧の異常上昇の原因として、創価学会の手の者による記事の歪曲と捏造が関係し、それで思わずカッとして頭に血が昇ったとしたら、私の修業不足のせいで全く不甲斐ない限りです。
読者離れで「財界にっぽん」が潰れないようにと考えて、せっせと対談記事を提供するために時間を割き、昨年はハードワークをしたのは事実ですが、これからはスローダウンして体調を整えることにします。とりあえずは戦列に復帰できて何よりであり、視力が低下しているので無理は出来ませんが、皆の議論の盛り上がって発言が必要なときには、時に応じて私からのメッセージを送るようにします。

17 名前: 亀山信夫 投稿日: 2004/02/07(土) 05:18
「アフガンとイラクを軍事攻略したアメリカの秘められた意図を探る(上)」をアップしましたのでお知らせ致します。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

18 名前: 亀山信夫 投稿日: 2004/02/21(土) 04:30
「アメリカのイラク占領と不吉な黙示録信奉の影(下)」をアップしましたのでお知らせ致します。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

19 名前: 野田隼人 投稿日: 2004/02/21(土) 04:52
数ヶ月前に『財界にっぽん』でも目を通しましたが、久しぶりにアーサー・大本社長の発言をインターネットで読み、新鮮な感じがしました。

---------------------------------
大本 もちろんそうも考えられます。だが、核分裂の秘密のアイディアをどこかから持ってきて、それが古代文明と関係して中東やチベットだとしたら、水平思考として突飛なだけに面白いですよ。「色即是空」の概念はアジアでは古くから知られており、これは総てがエネルギーだと言う思想だし、真空から物質が生まれると言う考え方として、現在の宇宙観の基本と結びつく凄い考え方です。こういう科学の大飛躍のヒントになる発想が、東などの古代文明が栄えた地域に埋もれていて、それを手に入れたことが原爆完成に結びついたなら、古代文明の遺産が秘めた叡智は絶大なものです。
---------------------------------

上記の大本社長の発言を読みながら、『内蔵が生みだす心』を著した西原克成博士が同著の中で述べている「エネルギー保存の法則」の話、あるいは山田久延彦さんが『孫悟空は日本人だった』の中で述べている「般若心経」の話を思い出したことでした。殊に山田さんの般若心経に関する解説は圧巻です。

---------------------------------
[統一場の理論の相似象として説かれた人生訓]
 (般若心経の)現代語訳を行って、いまさらながら知ったことであるが、般若心経は、現代の高度な文明にして、ようやく理解することが出来るような、高度な意味が隠された、密教的経文である。
 経文の前半は、統一場の理論を解説している。
 物質の実体が空間であるということは、アインシュタインのエネルギー質量変換や量子力学などの現代物理学の成果から、現代人にとっては、納得し易いことであるが、現代の物理学は、まだそのメカニズムを明確には捕えていない。
 その回答が、統一場の理論なのであるが、現代の物理学者達は、この問題にまともに挑戦しようとは思っていないであろう。(ハイポロジックス研究会では、非線形弾性論という手法で解明した統一場理論を提出しているが、議論の場が無いというのが現実である)
 さて、般若心経統一場理論で注目すべきは、「受、想、行、識と漢訳されている人間の精神作用の実体も空間である」と説明されていることである。
 この4つの精神作用と、色、即ち物質とが同等に扱われているということである。
 即ち、色、受、想、行、識の5つが五ウンと呼ばれる物理現象の基本なのである。
 このことは、サイコキネシスなどの超能力の世界が、場の理論の中に統一的に取り扱われているということである。
 また、空間に対する基本的考え方も、現代物理学の膨張宇宙論等と異なり、むしろ古典的な絶対空間論と類似な立場を取っている。
 「このような物理現象の結果想像された人間は、その本質は空間なのであるから、人間の精神作用は、時空を包括した普遍的存在である」ということが、前半の統一場理論の相似象として説かれている後半の人生訓である。
---------------------------------

無論、過日取り上げた大平圭拮さんの『コトバの原典 アイウエオの神秘』も忘れるわけにはいきません。以下に再録します。
---------------------------------
この程度の文明の三倍以上とも思われる文明時代が、この地球上に、過去八万年前或いは十万年前には存在していたと推測されます。
---------------------------------


さらに大木社長がシュメールを取り上げておられます。
---------------------------------
大本 そうですよ。キリスト教の基盤と言うか根を探求してみると、旧約聖書に行き着くと一般にいわれているが、むしろ、シュメール神話にオリジナルな話があり、ノアの箱舟の洪水物語も「ギルガメッシュ神話」からの剽窃です。キリスト教の教義体系の中核には信仰はなく、325年の「ニケア宗教会議」でローマ帝国の統治にとって、便利だと考えられるものだけを取ったに過ぎず、ローマ帝国をサポートするでっち上げが実体です。
---------------------------------

『歴史はシュメールに始まる』を著したクレーマーは、インダス文明を発生させたのはシュメールのもともとの定住者=ウバイド人であったと主張していますし、『歴史捏造の歴史 司馬遷から江沢民まで』を著した鹿島昇は、黄河文明の担い手はオリエント人であったと主張しています。換言すれば、日本も太古の昔からオリエント文明と深く関わってきたと言えます。それにしても、シュメール人とは一体何者であり、何処から来て、何処へ消えたのでしょう…。

20 名前: 上野久隆 投稿日: 2004/02/22(日) 11:11
統一協会開祖と若い頃知り合いだったという人から昔話を聞いたことがある。
昭和40年代頃まで存続していた団体に心霊医学会というのがあり、現役医師、
治療師、祈祷師、言霊研究家、ユダヤ問題研究家など、それなりの猛者が勢ぞろい
していた団体で、その中に若い頃の某もいたとか。
ある時韓国でそろそろ宗教団体を起こしたいが何かいいのがないかと問われたので、
思いつきながらそれなら立川流がいいだろう、共産党が流行るのもセックスが根底
にあるんだと。それとメシア信仰をプラスすればいちころだよと。某は素直に従って
まもなく旗揚げしたとか。伝えられる彼らの教義と照らし合わせても、まんざら
ほら話でもないだろうと思ったものでした。
ただこのメシア信仰の中身はアメリカ右派のそれとはちがうもののようです。
何事も表裏があるもので、相当な遠謀家とかであれば、彼のねらい目ももっと先に
あるでしょうね。

21 名前: 相良武身 投稿日: 2004/02/26(木) 22:21
ここの所、某ブローバンドの顧客情報が流出が
話題になっています。その件で、少し見方を
変えると大変恐ろしいことが、推測できるのではないでしょうか。
同時に某サラ金ではほとんどの顧客名が流出しているのに
殆、話題になりません。また、昨日には大手会計ソフトの
顧客名簿が漏れたと言う話です。
次から次にと出るので何かが隠されているのではないかと考えると、
460万漏れで、逮捕された人間で一人だけあまり名前が
出てこない人間がいるので、調べたら実はあまり名前が
出てこない一人が実は、ここの16に藤原さんが書いたある団体の
登頂問題で出て来た名前に一致したのでした(同性同名の別人ならこの仮説は
成立しないのですが)。
つまり、この犯罪の当初の目的は400万人のアクセスに
あったのではないかとの結論に達したの私のうがった見方でしょうか。
結果として、恐喝と言う犯罪になっていますが、根は相当深そうです。
実は、顧客情報を入手したが、役に立たなかったのか、それとも
欲に目が眩んだかはわかりませんが事実は表には出そうにもありません

22 名前: 景山 投稿日: 2004/10/08(金) 12:38
「アフガンとイラクを軍事攻略したアメリカの秘められた意図を探る」の対談に関連して、こんな記事がありました。
http://www.marginal.com/n257.html

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

inserted by FC2 system