図1 宇宙システムを構成する多次元構造(ホロコスミックス)

図2 マクロメガの視点による重大事件年表

図3 MTKダイアグラム

図4 景気サイクル

図5 組織におけるライフサイクルの理想曲線

図6 ミロのヴィナスの黄金分割

図7 意識系統の概念図

図8 金価格の週足とフィボナッチ数列型価格形成パターン(φ=0.618 Φ=1.618)

図9 竜安寺の石庭と黄金分割(Φ=0.618)

図10 情報のネットワークのモデル

図11 個体文明のライフ・モデルと生態環境の変化




藤原肇博士のメッセージ
 文章なら表現の仕方でいくらでもごまかせますが、図表や数式は真剣勝負と同じで、思想が赤裸々に出てしまうから、それをいかに寓意図化するかに工夫を凝らし、シンボライズしてしまうところに最後の勝負があります。「書は言を尽くさず、言は意を尽くさず」というとおりで、ものごとの極意は図面化されて伝わるのです。
 だから、寓意図や象徴体系は直感的に洞察するものであり、一般的には説明などついていません。この洞察力を磨き直感を鋭くするために、人は優れた師を求めて遍歴し、苦労を重ねて修業を続けるのであり、ことばでなんでも表現し尽くせるなら、芸術や修業は無用のものになるはずです。シンボライズすることによって、直感的な体験を通じて真理に出会い、秘伝を会得するようになっているんですね。
 ルネッサンス頃から19世紀にかけての本で、興味深い読後感や繰り返して手に取りたくなるものの多くは、著者自身がペンをとって模式化した図版が付いています。それは手が脳の外延物であるために、人は図面化するプロセスを通じて、無意識のうちに、思想の深化と整理を行なっているせいです。だから、感心したことはすぐに取り入れる癖があるので、最近の私の本の場合には、何枚かの図を努めて入れるようにしています。それには私なりの理由がありまして、「一枚の概念図は一冊の本より優れていることがある」と信じているからです。

地球発想の新時代』( 藤原肇著 東明社)


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